「シブヤ・アロープロジェクト」は発災時の「一時退避場所」の位置を外国人を含めた多くの来街者に認知してもらうため、日ごろから注目を集めるようなアート性あふれる「矢印サイン」を制作し、街に掲示することで帰宅困難者対策の一助を担う渋谷区のプロジェクトです。
NHKエンタープライズとNHKアートは、SDGs活動の一環として、NHKで放送しているアニメのキャラクターを使ったアートを子ども食堂のこどもたちと一緒に作りあげ、アロー・プロジェクトの作品を完成させるワークショップを実施しました。
6種類のキャラクターが、130cm×200cmサイズでそれぞれ避難場所の方向を示しているアートに、こどもたちがキャラクターのテーマや矢印をベースに、思うままのイラストを描き、切り抜き、キャラクターの背景として飾ります。それをNHKアートが後日データ化して配置し、賑やかで独創性あふれるコラボレーション作品に仕上げます。
ワークショップでは、カラーユニバーサルデザインについてのレクチャーの時間を設け、色覚多様性を体験できるメガネをかけて、人によって多様な色の見え方があることを学び、どのような色使いが退避誘導に適しているのか、考えを深める機会を持ちました。
完成したアートは2022年10月ごろから2024年3月ごろまで渋谷駅周辺に飾られる予定です。お楽しみに。
ワークショップの記録
1回目:2022年 8月24日(水)
開催場所:大山町会館(東京都渋谷区大山町21−10 )
参加人数:小学校3年生以上 11名
協力:渋谷区子どもテーブル団体「上原ファンイン」
2回目:2022年8月25日(木)
開催場所:代々木立正寺(渋谷区代々木4-23-13 )
参加人数:小学校3年生以上 16名
協力:渋谷区子どもテーブル団体「渋谷区おばさん」
コピーライト表記
© 尼子騒兵衛/NHK・NEP
©犬丸りん・NHK・NEP
©原ゆたか/ポプラ社・BNP・NEP
©宮藤官九郎・安斎肇・小学館/NHK・NEP
©2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!
©円谷プロ ©かいじゅうステップ ワンダバダ製作委員会
*掲載写真のアートは制作途中のため、完成掲示のものと異なる場合があります。